水分補給は大切ですよ!①

にしのはたけ鍼灸治療室 西畑です。

「水分は一日どのくらい摂っておられますか?」

私がよくする質問です。

夏場は熱中症対策などから、意識的に水分補給なさっている方は多いです。

しかし、よくお聞きすると、摂っているようでも不足傾向の方は案外と多いものです。

水分補給がなぜ大切なのでしょうか。

こんな視点で考えてみて下さい。

からだの約6~7割は水分で構成されています。

そして、からだは細胞で出来ていて、その数は約60兆個といわれています。

からだのイメージとして、大きな水風船の中に60兆個の細胞が入っているようなものです。

一個一個の細胞はもちろん生きているので、いろいろな代謝活動をしてくれています。

代謝活動をするということは、老廃物(=ゴミ)が作られます。

その老廃物は汗や尿や便などとして、からだの外へ水分と共に排出される仕組みです。

ようするに、水分がないとゴミを捨てられないということです。

60兆個の細胞は毎日せっせとゴミを作り出しますから、捨てられないと溜まるのです。

筋肉組織に溜まれば、それはコリのもとになっているかもしれません。

下半身に溜まれば、むくみのもとになっているかもしれません。

からだのあちこちに溜まれば、だるい、重い、しんどい、頭が痛いなど、不調のもとになっているかもしれません。

老廃物(=ゴミ)は捨てた方がいいですよね!

では、からだの中の水分をきれいに保つために、こんなイメージはどうでしょう。

からだは、大きな水槽の中に60兆匹の金魚が泳いでいるようなもの。金魚(=細胞)

60兆匹分の金魚のフンはすごいです。

水槽をきれいに保つには、水の入れ替えが必要ですね。

池の水と川の水、どちらがきれいでしょう。

ようするに、飲んで出す。

大切ですね!

寒さが増してくる秋から冬にかけては、なおのこと気をつけたいものですね。

    0